メルマガバックナンバー 2015.01.01


こんにちは

at WILL 心理セラピストの長井啓悟です。

2014年から2015年へ、新しい一年の始まりと時を同じに
記念すべき第1回目のメールマガジンを発行いたします。

2014年は関口さんにとってどんな一年でしたか?

僕の2014年をふりかえってみると、思いがけず新しいことにチャレンジし

その結果、自分の方向性、行く道がはっきりと見えてきて
そして最後の最後にまた思いがけずそれが一気に動き始めた、
これからの僕にとってとても大きな意味をもつ一年となりました。

そして2015年、この新しい一年の始まりの日に、
どんどん思いを形にしてゆく自分を想像し、ワクワクしている自分がいます。

では第1回、長井啓悟のメールマガジンどうぞ最後までよろしくおつきあいください。

【自分軸で生きることの大切さ】

僕が心理セラピストして活動していくうえで
とても大切にしている考えかたのひとつが
「自分軸で生きる」ということです。

では自分軸で生きることがなぜ大切なのか?

今日はそのあたりのお話をしていきたいと思います。

さて、“自分軸”って一言でいうとどういうことか?
一言でいう、これがけっこうむずかしかったりしますが(笑)

いろんな捉えかた、言いかたができるのですが…たとえば
「自分の人生の責任を自分でとる生き方」でしょうか。

では、自分の人生の責任をとるってどういうこと?

つまり誰かの人生ではなく、自分の人生を生きるということ。

世の中には両親はもちろん、誰かの顔色をうかがったり、言いなりになったり、流されたり、
言いたいことを言わず、心にフタをして思いとは裏腹に波風立てぬよう、
自分さえ我慢していればそれでいいという生き方を、
知らず知らずに選択してしまっている人が少なくありません。

それってまるで他人のための人生を送っているようなものですね?
“他人軸の人生”とはよくいったものです。

あなたの人生の主役はいったい誰ですか?

人はそもそも自分以外の人生を生きることなんてできないのです。

他人軸で生きている人にとってそれをやっていること自体、
実はとても無理のあることで、

無理をしているわけですから当然遅かれ早かれ心にも
身体にも支障をきたしてきます。

そのひどい状態が鬱をはじめ様々な心の病や、
身体反応としてアトピーやアレルギー、偏頭痛や肩こり、腰痛といった症状を
ひきおこしていることは決して少なくないのです。

本当はやりたいことがあるんだけど、周りから反対されたり
止められたりするのがイヤでなかなか踏み出せない。

親や周りの言うことを聞かずにやって失敗して、
取り返しのつかないことになったら大変だ。

本当はイヤなんだけど、みんなからわがままだと攻撃されたり、
仲間はずれにされるのが怖くて言い出せない。

本心を言って人から嫌われたりやっかいなことになるくらいなら
多少のことは目をつぶって黙って周りに合わせているほうがマシだ。

そうやって自分の人生を気づかぬうちにあきらめてしまっているとしたら、
とても残念で悲しいことですよね。

でもね、実はそこにもうひとつ隠れた意図が垣間見えているのです。

僕たち心理セラピストやカウンセラーはよく「二次利得」という表現を用いるのですが、
そうして自分の意志ではなく、周りのコントロールや他人の意図に従って生きる選択をすることで
すべてを他人に委ねることで得ている利得があるとしたら…

あなたはこのことを聞いてどんなふうに感じますか?

なんだか怖い話だと思いませんか?

僕はこの話を初めて聞いたときとても恐ろしい感じがしたのと同時に、
ふと自分をふりかえり、なんだかとても腑に落ちたのを覚えています。

たとえば言いたいことも言わず、やりたいこともやらず、
欲しいものも欲しいと言わず、嫌なことも断らず。

一見とても良い人だったり、違う見方をすればいつも犠牲になっているかわいそうな人、
つまり犠牲者だったり被害者だったり。

そう、この被害者になれることがまさに二次利得だったりするのです。

いい人と思われたい。

かわいそうな自分でいることで誰かに同情されたい。

他人の言いなりになることで、自らチャレンジするというリスクを負わずに済む。

被害者でいることでいつも人生で起きる不都合なことを他人のせいにしていられる。

出来ない人、ダメな人でいることで誰かに助けてもらえたり、出来ないことをやらずに済む。
などなど…

要するに、他人軸でいることで結果に対して責任を負うことなく、
人のせいに出来たり誰かにお世話をしてもらえるというメリットがあるわけなんですね。

当然、誰かやなにかのせいにしているうちは、
自分の人生など生きられるはずがないというのもうなづけますよね。

みなさん、いかがでしょうか?
ドキッとされた方もおられるのではないでしょうか?

そこで目をそらし、耳をふさぐか。
自分のこととして受け容れ、もう一度自分の心に人生に真摯に向き合うか。

選択一つであなたの人生が大きく変わります。

そろそろ自分が人生の主役であるという自覚をしっかりもち、
自分の人生で起きるすべてのことの責任は自分にあると覚悟を決め、
誰の顔色もうかがわず、誰の言いなりにもならず、周りに流されず、
自由で思いのままに自分らしい人生を謳歌する。

そんな決意をする絶好の機会かもしれませんね。

他人軸から自分軸の人生へ。

実はこのことは僕にとっても本当に大きなテーマです。

このテーマはこれからも折りに触れお話していきたいと思います。
今日はこれくらいで。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

今回のメールマガジンはいかがだったでしょうか?
感想などをいただけるととても嬉しいし励みにもなります。

このメールにご返信いただければけっこうです。
お待ちいたしております。

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